北九州は、近代日本の発展を支えた製鉄業で成長した街で、2015年、官営八幡製鉄所関連の施設が世界文化遺産に登録されました。そして「北九州らしいお土産をつくりたい」という想いから生まれたのが、実際に回せるネジ型のチョコレート「ネジチョコ」。着目したのが、緻密な立体を再現できる3Dプリンターです。その後、2020年にオートメーション化による量産体制を整えた工場と学生たちといっしょに研究できるラボ機能を持った「ネジチョコラボラトリー」が完成しました。ここから新時代のものづくりの可能性を広げていきます。
ネジチョコラボラトリーは地域・行政・教育機関と連携する産学連携の活動を行っています。たとえば、西日本工業大学とは3D造形技術を用いた新商品を共同開発。SDGs志向で地域創生を目指した連携授業も行っています。
3Dプリンターで制作した型
つなぐ0系新幹線チョコ3Dデータ
北九州の顔となる菓子製造を行うことで、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な事業を展開していく。
菓子業界におけるイノベーションをデザインと工学分野の融合で促進していく。
北九州の地域資源を活かした菓子製造を通して、シビックプライドを醸成しながら街づくりに寄与する。
産官学によるさまざまなパートナーシップによる協働で、事業を推進していく。
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